宮城県腎協ホームページ <宮城県腎臓病患者連絡協議会> -Miyagi Association of Kidney Disease Patients-


ホームページ開設にあたり

宮城県腎臓病患者連絡協議会(略称:宮城県腎協)は、腎不全のため血液透析療法を受けている患者と腎移植者によって結成されています。現在の会員数は約1700名であります。


結成


  • 県腎協は、昭和47年3月12日、当時宮城県で血液透析治療を実施していた4つの病院の腎臓病患者らによって透析医療に携わる医師の方がたの激励と助言のもとに結成されました。
  • 結成当時は僅か40人たらずの会員が、33年後の今日、約1700名の会員を擁するまでに成長いたしましたのはひとえに、会員と家族はいうに及ばず、宮城県、仙台市をはじめとする県内各市町村、宮城県医師会、宮城県腎臓協会、宮城県透析医会、医療関係諸団体及ぴ私たちを取り巻く多くの方々のご指導、ご支援をいただいてのお陰であります。

現在


  • 宮城県腎協の設立に関わった人々の多くは、33年後の今日の腎不全医療や宮城県腎協の姿を想像することは殆どできないくらいであり、当時の腎不全医療の技術的、社会的到達点から、今日の透析医療の発展と普及を想定することは、およそ困難であると思っております。そして、今日、人工腎臓で命を繋ぐ腎不全患者は全国で25万人(2004年末)いますが、そのうちの多数の患者は透析治療を受けながら、広く社会参加を果たしているのであります。なお、全国最長透析者は37年6カ月になります。宮城県腎協の33年間の運動は、社会的にも腎不全対策を大きく前進させることに貢献したと自負していますが、しかし一方では、糖尿病性腎症を原疾患とする腎不全患者、長期透析による合併症に苦しむ患着及び高齢透析患者などの増加が、近年の透析医療分野での新たな特徴であり、解決すぺき重要な課題となっております。
  • さらには、透析医療の維持と発展を支える社会保障制度が極めて危機的な状況にあり、医療機関側の努力にも拘らず、現状レベルの治療を量的にも質的にも支え続けることができるのかという不安が、患者を強く支配しております。そういう困難な情勢にありますが、透析患者の増加とともに、宮城県腎協の会員数も着実に拡大し、宮城県の患者団体のなかでも最大組織の一つとなっています。
  • そして、運動団体としての側面のみならず、広く宮城県民や腎臓病患者の利益の担い手・守り手としても活動しています。宮城県腎協加盟の病院腎友会は、県内6ブロックを中心に活発に活動しています。
  • この33年聞に培ってきた行動力は、その地域の患者要求を代弁する腎臓病患者、透析患者の唯一、最大の組織として、少なくない影響力を発揮していると思っております。
  • 組織運営としては、患者要求の実現のために、総会、幹事会及び運営委員会の開催は当然のこととして、陳情活動、学習会、研修会、講演会、交流会及びレクリエーション活動など患者要求に基づいた活動が各地で取組まれており、患者会員らに大変喜ばれ歓迎されています。
  • 更に、新しく透析を導入した患者らには、患者会への入会を呼びかけ、導入初期の不安を払拭するための活動なども行なっています。

今後


  • 宮城県腎協にとっての新しい世紀は、医学研究もいっそう飛躍的な進歩が期待され、腎臓病の医療も大きく変化することが予想されます。腎移植もいっそう普及していくことが期待されています。CAPD、在宅血液透析も腎不全患者の選択肢の一つとして拡大していくことと思われます。
  • 一方、透析患者の高齢化、合併症、糖尿病性腎症などが、透析患者の益々大きな課題となってきそうです。これらの患者に対応する介護保険制度の改善なども、今後の大きな課題となってくることと思います。
  • そして、その医療技術の進歩と成果が、患者の生命と生活、高いQOLを保障し、全ての人々にあまねくいきわたるような社会となる21世紀を、私たちは強く期待しております。
県内透析施設マップ